安産祈願の準備をしているときに、意外と見落としがちなのが『同伴者の服装』です。
すっかり準備を忘れていて、当日大変なことになってしまう…なんてことが起きないように、ぜひこの機会に同伴者の服装もチェックしておきましょう。
今回は、同伴者の服装選びにおける注意点と、一緒に行かれる方が多いであろう配偶者や両親&義両親の服装についても実例を交えつつ解説していきます。
目次
同伴者の服選びにおける注意点
安産祈願における同伴者の服選びの、基本中の基本ともいえる考え方をまずは紹介しておきましょう。
それは「妊婦さんと服の格を合わせること」です。
例えば、妊婦さんがプチフォーマルな服を選んでいるのに、ご主人がラフな格好をしていたり、逆にかっちりとした格の高いスーツを着ていたりするのは、NGです。これはご主人に限らず、両親や義両親の服装選びにもいえます。
安産祈願の場合、メインはお母さんである妊婦さんですから、妊婦さんの服装を中心に考えるのが基本です。
ですから、同伴者の服装を決めるときは、まず妊婦さんがご自身の服を決めるところから始めましょう。妊婦さんの服が決まったら、それを基準にして同伴者の服を選んでいきます。
この流れを忘れないようにして、あとは服の格さえ揃えていれば、安産祈願の服選びで失敗することはそうそうありません。
配偶者にオススメの服装
安産祈願の同伴者で一番多いのが、配偶者でしょう。
配偶者の服選びは、先ほどお話ししたようにまず「服の格」を揃えることが大切です。
次に大切なのが「ラフ過ぎる格好を避けること」です。短パンやノースリーブといった、肌の露出が多い服は、寺社の祈祷という場には相応しくありません。ジーパンなども好まれないことが多いようです。
オフィスカジュアルのような雰囲気を目指すと、失敗が少なくなるかと思いますので、よろしければ服をイメージするときの参考にしてみてくださいね。。
形状記憶プリーツ スタンダードスーツ
もし女性が正装の場合、男性も正装で参列しなければなりません。男性の正装といえば、ご存知の通りスーツですよね。女性の服装が正装、もしくはセミフォーマルのときは、男性はスーツ着用で大丈夫です。
ちなみに安産祈願の場合、ポケットチーフなどの小物は省いても大丈夫なことが多いです。
感動パンツ(ソフトタッチ・ウールライク)
パンツを選ぶときは、ポケットや装飾等の少ないシンプルなデザインのパンツを選ぶようにすると無難です。
また、色選びにも少し気を配っておきましょう。できたらブラック・グレー・ネイビー・キャメルのように、落ち着いた色を選んだ方が、女性の洋服とも合わせやすく、寺社の雰囲気にも馴染みやすいです。
コットンケーブルクルーネックニット
https://store.nanouniverse.jp/jp/g/g9999181110134_r1210
春から夏にかけてはシンプルなシャツがおすすめですが、秋~冬にかけてなら、ニットを利用するのもありです。落ち着いた色合いのニットなら、安産祈願の場でもバッチリ使えますし、寒さ対策としても優秀です。
ちなみに男性の服装に関しては、そこまで厳しいマナーはないようです。先ほど紹介した注意点のみ気を付ければ、手持ちの服でも十分かと思います。あまり気負わず、前向きに服選びを楽しんでみてくださいね。
両親・義両親にオススメの服装
配偶者であるご主人の時と同じく、まずは妊婦さんと服装の格を合わせるようにします。ご夫婦で参列される場合、できれば、母と義母は妊婦さんに、父と義父はご主人に服の格や雰囲気を合わせるようにすると自然な印象になります。
あとは必要以上の肌の露出を避け、落ち着いた服装を選べば間違いないでしょう。
ハリスツイード・テーラードジャケット
お父様の場合は、このようなシンプルで重厚感のあるジャケットが一枚あれば便利かと思います。
ジャケットを羽織るだけで、きっちりした印象になりますので、あまり細かいコーディネートが得意でないというお父様にも勧めやすいのではないでしょうか。
楽して綺麗みえスカーチョ3点セットスーツ
お母さまの場合、安産祈願の場でも着られるセットアップをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
妊婦さんがフォーマル~セミフォーマル程度の服の場合、お母さまもセットアップなどで良いかと思います。
妊婦さんが普段着の場合は、上品な印象のワンピースにボレロなどを合わせるのもオススメですよ。
まとめ
大切なポイントは、全員が服の格を合わせておくことです。
一人だけ場から浮き立ってしまうことがないように、できたら服を決めた時点で、それとなく同伴者の方にもどのような洋服を着るか伝えてあげましょう。そうすると、相手の服選びも楽になります。
もし、スーツを着てきてほしいというような、具体的な希望があるなら、なるべく早めにお伝えするのがマナーです。
安産祈願は他の行事よりも、服装に関してはそこまでこだわらなくても大丈夫なことが多いので、あまり気にしすぎず、みんなで当日を楽しめることを一番に考えてみてくださいね。